朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

2019-08-19から1日間の記事一覧

声に出して読む『ファーブル昆虫記』(幼年時代の思い出)ー5奥本大三郎訳

小川のずっと向こうのほうには、ブナの木立があった。幹はすべすべして真っすぐで、円柱が立ち並んでいるようである。その堂々と張った枝の暗い茂みの中では、新しく羽毛の生え変わったハシボソガラスたちが、古い羽毛を引き抜きながらやかましく鳴きたてて…