朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

2019-08-13から1日間の記事一覧

声に出して読む『ファーブル昆虫記』(幼年時代の思い出)ー2 奥本大三郎訳

あの日、私はおやつにリンゴをひとつもらって豊かな気分だったし、お手伝いを言いつけられてもいなかったので、手近な丘の頂まで行ってみようと思い立った。それまで、その丘は私にとって世界の涯であったのだ。尾根には木々が立ち並んでおり、風になびいて…