朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

将棋対局にみる潔さ

 将棋のことは皆目分からないが、テレビで対局の結果など報じているのを観るのは好きだ。闘う相手が格下だろうが歳下だろうが、負けは負け、潔く「負けました」と頭を下げる。勝った方もそれに応じて頭を下げる。観ていて気持ちがいい。

 ところがどうだろう。昨日のブログでも書いたが、世間に蔓延するのは嘘不正、言い訳、言い逃れ、誤魔化し、隠蔽、改竄。厚顔無恥の揃い踏み。

 本来なら、「疑われるだけでも恥」とお思いにならなければならないお歴々が、グレーならOK、限りなくブラックに近いと言われても、「法律には違反してない」が免罪符。「法律にセクハラ罪という罪はない」。なるほど、「余の辞書には『恥』という単語はない」。なあ、上が上なら下もした。上の真似してりゃあ間違いなし。

 ところがどうだろう、口は重宝、真面目な顔しておっしゃることは謙虚、丁寧、寄り添う、国民目線、天地神明に誓って潔白、ご立派ご立派。これまた厚顔無恥のオンパレード。

 「ほんまにあんた、ええ加減なことばかり言うて。怒ってきはるで。怒ってきはったらどないすんの。このよだれくりの泥亀!」

 

 「謝ったらしまいや。ゴメンチャイ」