朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

中国事情と日本事情

 随分と大層なタイトルをつけたけど、たいした話ではない。

 中国は春節だそうである。国民こぞって1週間か10日ほどの休暇に入るのかな。

「中国・春節・海外旅行」で検索してみると、700万人が出国し、その先はタイについて日本は2位だそうである。めでたい話である。

 見たことはないから分からないが、「偏西風」という風があるらしい。娘さんが黒髪を靡かせて「ああ気持ちいいわあ」という、そよ風とはスケールが違うものらしい。

 その偏西風に乗って、孫悟空ならぬ「PM2.5」が日本に飛来する季節になったという。

 春節へ話を戻すと、海外へ出掛けない人は何をするかというと盛大に爆竹を鳴らすのである。テレビで観たが、テレビが撮す画面全体に煙が充満している。

 こういう書き方をすると、私のようなひねくれ者は、すぐに、「鬱憤晴らししてるんとちゃうんかい」と思ってしまうが決してそうではない。

 調べてみると、あの爆竹の音には魔除けと幸運招来の意味が込められているらしい。

 それはいいのだが、あの煙はPM2.5という有害物質を含むとのこと。それが偏西風に乗って日本にやってくるのだ。

 

 そこで思いついたのがこの方法である。

 東京ドームやサッポロドームのような施設を造るのである。北京ドーム、上海ドームなどなど、中国はいまやお金持ちだから造ろうと思えば簡単ではないか。月の裏側まで覗こうかという技術からすればお茶の子さいさいだろう。

 そこで皆さんに心置きなくドンパチやってもらう。もちろんドームには煙突があって、換気扇と有害物質を除去するフィルター完備である。

 めでたしめでたしである。