疑問に思うこと
「なぜ日本の総理大臣・首相は国民の直接投票で選ばれないのか?」。政治の仕組みについてほとんど知らない私の疑問です。各自治体の首長が直接投票で選ばれるのになぜ、というのが私の疑問の根底にあります。
そこで私は予備知識として、この疑問に対していくつかあるだろう答えをパソコンで調べてみました。私と同じような疑問を感じておられる方は大勢おられるようで、その疑問に対する答えもまたいろいろあって、「なるほど」と納得しました。
結論としては、法律を変えなければどうしようもないということです。国民の直接投票よりも、現行法のほうがなりたい人には都合がいいという一面もあるようです。
そこで私はもうひとつの疑問をパソコンに問うてみました。「なぜ政党は必要か?」という疑問です。首相を始めとする国会議員の役目は何か? それは国民にとってどのような政策がベストかということを考えるのが、この人達の役目だと考えるからです。以上の考えに基づけば、政党は必要ないのではないかと思うのです。
政治の世界の現状を見ていて、いろいろな矛盾を感じます。国民のためにそれは違うのではないかと思う疑問も、党の決定にほ従わざるを得ないと苦慮しておられる議員さんもおいでだと思います。
様々な政策に対して「ひとり一党」で対処し、その多数決を以て法律や案件を決定する、いま私が思っていることです。
「なぜ政党は必要か?」、この私の問いに対するパソコンのいくつかの答えのひとつは、「幻想」と出ました。
「幻想」という言葉は、「政党はなぜ必要かーハンス・ケルゼン『民主主義の本質と価値』よりー」から引用しました。