朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

カレンダー

 思わぬ突風が吹いた。「嵐」来年末で活動休止。ファンにとっては突風どころか晴天の霹靂だろう。傍目にはどんなに恵まれているように見えても、葛藤はあるんだよね。人間やからな。

 初場所玉鷲優勝。34歳2ヶ月。調べてみると、モンゴル出身では旭天鵬が2012年5月場所で平幕優勝している。37歳8ヶ月。

 

 トイレにカレンダーがかかっている。かなり大きい。測ってみると横が40センチ強、縦が約60センチ。上部半分ほどに描かれている満開の梅の花。桃色と黄色、茶色の枝にウグイスならぬメジロが1羽。四角く切り取った絵の右下に小さな文字で中村祐子「梅花」とある。

 絵の下は10センチほどの空白がある。その下は横並びで1月と2月の日々の数字が一番上の行の曜日に統率・管理されて整然と(文句も言わず)並んでいる。

 1月は1から31まで、2月は1から28まで数字の番号通り順番通り整然と並んでいる。たとえば16の「自分は15と17の間は嫌であります。別な場所(たとえば2と3の間とか、たとえば16が木曜日だったとして赤色の日曜日とか)に変えて欲しくあります」という声もなく、である。

 曜日の左端は日曜日である。他の曜日は黒色だが日曜日だけ赤色である。日(にち  ではなくSUNと略されている。このSUNのちょっと上に指揮官よろしく、この月の数字の1が大きめの字で直立不動の姿勢で微動だもせず立っている。1の右横はJanuary、同じように2月の指揮官2の右横は、Febraryが控えている。

 曜日は赤いSUNから黒いMON

 この1月、2月の各数字のいくつかが赤〇(まる)で囲んである。赤いマジックインキはNO.700、型番はM700ーT2赤である。

 赤丸を入れたのは誰か? 私である。いま私が勤務する仕事は4日ごとに休みがやって来る。その休みの日を間違えないように付けた〇印である。

 赤丸じるしは2枚目の3,4月分まで完了している。

 4日ごとの休みだからもしついたちに休んだら次の休みは5日である。9日である。13日である。

 カレンダーの曜日は曜日は日曜に始まって土曜に終わる。トイレのカレンダーは日曜がSUNで始まるから次の曜日が月火水・・というわけにはいかない。月はMONであり火はTUEである。水曜日をWEDで、Wikipediaの説明では火曜と木曜の間にある週の1日ということになる。

 1月の休みは私も含め勤務する同僚全員3日までが正月休みである。もし正月休みがないものと仮定するなら、昨年12月29日の休みから数えて1月2日に赤い〇の印がなければならない計算になる。2日の次は6日である。間違いない。10日である。14日である。18日である・・・。こうして赤い〇印を書き込んでいくと不思議な現象(法則)に気付く。

 カレンダーの表面に日にちと曜日を経過するごとに赤い〇印が、左上から右下下がりに10(木)、18(金)、26(土)と続き、右側では6(日)、14(月)、22(火)、30(水)と、これまた右上からひだり斜め下がりに日にちが隣同士に続くのである。

 1月度の下には2019と地味な色と大きさの数字があり、2月度の下にはこのカレンダーを出した会社の、JFEという文字と、その文字の前に青い〇のシンボルマークが描かれている。

 平成の文字はどこにも見当たらない。