朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

もうすぐ10連休

「週末から5月6日まで10連休やな」

「ほんまやな。どっか連れていってくれるの?」

「里帰りするか、フランス」

「なあ、大変やでフランスも」

「寄付がえらいこと集まったみたいで、すごいな」

「外から見たらわからんけど、中は木造のところがけっこうあったみたいやな」

「外からではわからんからね」

「どないする10連休?」

「どないするて、どないもしようがないやろ?」

「そうやなあ。毎日が日曜日やから世間に合わせて浮き足立ってもしょがないな」

「そういうことやね。けど、1んちくらいはどこかへ行きたいな」

「ええとこあるか?」

「ないか?」

「おれが訊いてんねや」

「もうたいがい行き尽くしたからね」

「そやな。ガーデンズは毎日行ってるし、梅田も三宮も『行こか!』という気にならんな。というて、テレビもなあ」

「しょがないな」

「しょがない」

「なんぞないかな?」

「10連休やろ?」

「そう、10連休、なんぞ、思いついたか?」

「思いついたわけやないけど、そのうちなんぞ出てくるんちゃう?」

「そやな。行き当たりばったりで行こか」

「それで行こ。これまでどおりで行こ」

「10連休にこだわることないな。毎日が日曜日やからな」

「それでええか」

「それでええ」