朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

落語『子犬』ー2

「知ってるか!?」

「知らん!」

「・・・知らん? ・・知らんてお前なんやねん。その言い方」

「そらこっちが言いたいわ。挨拶もなしに、知ってるかはないやろ」

「挨拶もなしにとはなんやねん。『お尋ねしますがよろしいか?』言うて、いちいちお前に挨拶せないかんほどオレとお前の仲は水くさいんか」

「だれもそないなこと言うてないやろ」