朝ぼらけジジイの寝言つれづれに

夜中に目が覚めて、色々考えることがあります。それを文章にしてみました。

わからんことばっかりやなあ

「ママン、教えて。また北朝鮮が2発撃ったやろ。ここ何日間で5発やで。どんな意味があるんやろ」

「わからん。おとーさんがわからんことわたしがわかるはずないやろ」

「そんなこともない思うけど。やっぱりわからんよなあ」

「まえにもよーけ撃ちはったんやけど、あれも意味わからんかったんやけど、今度のやつも意味わからんなあ」

「考えてもしゃーないんちゃう?」

「そやな。考えてもしゃーないな。撃ちたかったらどんどん撃て。持ってるやつみーんな撃って、すっきりしたらどやねん、思てまうな。そないに撃ちたかったらちまちま撃たんと、撃てるもんやったらどーんとやらんかい、思てしまうな」

 

「ママン教えて。ホワイト国てなに?」

「あれ? おとーさん知らんの、ホワイト国。なんでも知ってる思てたのに」

「とーだい行ったおれでも、知らんことあんねや」

「なにがとーだいやのん。おかしやないの。テレビ中毒のおとーさんが知らんなんて、意味わからんわ」

「教えて」

「教えるほどわたしも知ってるわけやないけど、いま日本と韓国で揉めてるあれやんか。外すとかなんで外すんや、とか意味わからんわ」

「なあ、みーんなおれらよりアタマのええ、いわばエリート中のエリート言われるおっさんおばはんが、よってたかってあーでもないこーでもないゆーて揉めてるとこ見ると、なーんやあいつらもたいしたことないな、思てしまうな」

「よっぽどヒマなんやろ。退屈しのぎに時間つぶししてはるんやろ。わたしら、そんなヒマないわ」