1年間、有り難うございました
「おとーさん、もう1年になるの。早いねー」
「そうやなな。アッという間やな」
「どやったん?」
「ウン、去年の暮れやったな、31日や。ママンが『おとーさん、だいぶアタマがボケてきたで。なんかアタマの体操になるもんやったらどう?』言うたやろ」
「そやったかなあ。忘れてるわ」
「そうか。しゃあないな。今度はママンがアタマの体操する番やな」
「どやったん? ブログやってみて」
「ああ、文章書くのがぜんぜん苦にならんようになったわ。やるまえはあれこれ考えてから書き始めなならんかったけど、どこらへんからか、たいしてアタマで考えんでも自然に書けるようになったな。まあ、普通の、毒にもクスリにもならん気楽な文章やからな」
「それでも、パソコンで打たなあかんのやろ。苦手やからな、わたしは」
「なれや慣れ」
「1年間ずっと続けたんやろ?」
「そうや。ママンとの会話をあっちこっちに枝葉をつけて、オモシロ可笑しく、というてもオレがそう思うだけで、これ読んでくれはった人がそう思てはるかどうかはわからんけどな」
「何人くらいの人が見てくれはったん?」
「昨日29日までやけどな。ブログ日数が362日、投稿数が376や」
「日数と投稿数が違うやないの」
「日にふたつ書いたんがいくつかあるからな」
「1年間で、どれくらいの人が見てくれはったんやろ?」
「これな、アクセス数いうねや。2148や」
「そしたら、2148人の人が見てくれはったいうこと?」
「そやな、そういうことや」
「すごいやないの」
「そや、すごいやろ。まあ、2148人いうても、全部が違う人とは限らんからな」
「どういうこと?」
「同じ人が何回も見てくれはったんと違うか、ということや」
「そういうこと。けどやってよかったやろ」
「そやな。ママンのおかげや。ありがと」
「わたしだけやないやろ」
「そやな。見てくれはった人のお陰で続いたからな」
「お礼、言うとき」
「そやな。1年間有り難うございました」
「来年も続けるんやろ?」
「いや、来年は別なほうに挑戦する」
「なにすんの?」
「それは秘密」
というようなわけで、楽しい1年でした。
ブログ覗いて戴きました皆様に感謝申し上げます。